日常

日常の思ったこと、記録、記憶。

日常のその14

1月12日にあたしの叔父さんが亡くなりました。

あたしの母親の妹の旦那さんになる方であたしの親戚の中で一番尊敬できて好きな叔父でした。

そんな叔父が5年前に白血病に。、。

叔父はすごい苦労人で一応会社経営者ですが現場に出て先代の残した莫大な借金を払いながら働いてまして、少し具合悪いくらいで休まなかったのが災いして病院に行った時はもう立ってるのが異常な程病気が進行してました。

でもどうにか治療して1年以上入院してましたがどうにか回復して帰ってきました。

でももう体力が無くなっていて目も見えなくなり、家に居るだけの生活になってましたね。

そんな叔父はバイクがすごい好きであたしがガキの頃からずっとバイク乗ってまして、たまに後ろに乗せてもらったりしてあたしがバイク乗りになるきっかけになったのは間違いなく叔父の影響です。

病気になった時もバイクを所有してましたけど乗れるまで回復しなくて、病気の治療費にあてたいとあたしに相談してきました。

そうなんです。あたしが現在所有してますカワサキゼファー750は元は叔父のバイクだった物なんです。

当時叔父が手放したいと言ってきた4年位前はゼファー750はそこまで人気が無くて叔父が売りたい金額に到底届かない安値な頃でした。

それであたしはこの先必ずゼファーシリーズは値が上がると思ってましたから叔父に無理に売らないで手元に置いておいた方が良いよと説得してましたけど、結局治療費にしたいと言ってきたので買い手を探しました。

でも結局買い手は見つからなくて仕方なくあたしが相場よりちょっと色を付けて買い取るとなりましたね。

あたしは叔父がこの先回復してまたバイク乗れるようになったら返すつもりで、現状維持するのに心がけて所有してました。

そんなゼファーは遺品になりました。

始めから他人には売るつもりなんて無かったのであたしがこのゼファーの最後のオーナーになったので叔父の分まで乗り潰そうと思います。

現在ゼファー750は数年前には考えられないようなプレミアが付いて、数年前に売ろうとした金額の2倍から3倍の値段でも飛ぶように売れてしまいます。

世の中不安定になってますけどコロナ禍でバイクブームが起きてこの2年でバイクを取り巻く環境が一変しました。

今になって車両を売ってほしいって連絡がくる始末です。

もう手放さないですけどね。

あたしが元気なうちはあたしがメンテナンスして乗っていこうと思います。

叔父の最後は年末のちょっと前に肺炎になって入院して、体力が無いので肺炎が原因で亡くなりました。

たぶんかなり苦しかったと思います。

入院した時に医者からはたぶんもたないから覚悟しておいてくださいと言われたそうです。

それに叔父は延命処置はしなくて良いと答えたそうです。

ホントに神様って居ないのね。。。
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