日常

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漁師一人サウナ紀行その1

旅をする漁師なので約半年は地元で生活して、残り半年は東北から北海道の太平洋沿岸で船で生活してます。

 

そのおかげで船での生活の中で風呂は娯楽の割合をかなり占める生活の一部で、毎回行く港近くの銭湯に通うのがたのしみになってます。

 

東北や北海道の銭湯はサウナが別料金という所はほぼ無くてだいたいは組合で決まっている銭湯料金でサウナも利用できます。

 

都市部の銭湯みたくサウナは別料金でサウナキーやサウナ利用タオルとかもありません。

 

そんな銭湯のオマケみたいなサウナでもかなりレベルは高く、その地方ならではの水の良さを体感できる水風呂に感心します。

 

明日はどこの銭湯行こうかなって想像しただけでも涎が出そうなくらい水質の良い銭湯が選択肢として多い港もあるので。

 

そんな生活の一部の銭湯サウナですがあたしの好みですが一つ紹介していきたいと思います。

 

現在北海道道東沖で操業していますので水揚げする港は釧路港か広尾の十勝港。

 

やはり漁師町の釧路は銭湯が多く市内には現在は減ってきてしまいましたがまだたくさんの銭湯が営業してます。

 

その中で一軒、あたしの中では釧路No.1の水風呂の水質だと思ってる栄湯。(場所等は検索してください)

現在480円で遠赤外線ヒーターのサウナと地下水の水風呂の水質は相性抜群でちょっとした露天風呂のスペースで外気浴もできる。

 

昔ながらの番台スタイルで店内は昭和ですが店内、浴室は徹底的に清掃されていて綺麗です。

 

下駄箱と着替のロッカーキーの番号が謎で通し番号では無くてめちゃめちゃな配列の番号が使われてます(笑)

1ケタから3ケタまで飛んで並んでますから立ち寄った方はこの謎の番号を解いてみてください。女将さんに聞くのは反則です(笑)

 

銭湯なのでアメニティは一切ありませんのでタオルやシャンプー類は持参してご利用ください。

店内でもトラベル用のちょっとした物は売ってますし貸しタオルもあります。

バスタオルはございませんので。

 

女将さんにお金を払って籠に衣服を脱いでいざ浴室に。

 

まずケロリン桶、腰掛けを取ってカランに。

ここはケロリン桶なんでそれだけでもエモい。

 

洗体を済ませまず湯船に。

 

ここのお湯はすべて沸騰してます(笑)

 

露天風呂の薬湯と水風呂以外はめちゃめちゃ熱い。。。

 

常連さんが言うには48℃あるって(笑)

 

バイブラの湯船は熱いうえにバイブラで入れる気がしないです。

 

バイブラ湯はいつも変わり種の湯になっていて行くのがたのしみ。

 

アロエとか柑橘系とか銭湯独特のメーカーの薬湯になるのかな。

 

白湯は熱いのとジェットがあって常に撹拌されている状態なのでこれもまた入れる気がしない。

 

湯船の端部に冷たい水が通ってるステンレスの水枕がついてますけどそこにジェットがついてますから水枕まで届かない(笑)

 

たまに少しぬるめの時があってようやくジェットを堪能しました。

 

露天風呂の薬湯は萬祥湯で漢方薬を配合したお湯ですね。ちょっと刺激があって発汗が良いです。

真っ赤な湯船で肩まで浸かってますと頭から汗が出ます。

 

さていよいよサウナです。

 

ガス遠赤外線ヒーターのサウナですがかなり温度設定が高めで100℃に近い。

キャパは10名程度の2段でテレビあります。

 

壁にメッシュの袋に入れた備長炭がぶら下がってましてこれが効いてるのか嫌な匂いはしないです。

 

清掃もかなり行き届いてます。

 

温度帯が高いのと湿度もかなりあってけっこうハードめのセッティングだと思います。

 

熱々なので10分きついぐらいですね。

 

サウナ室出てすぐ水風呂の動線もいいです。

 

掛水してもいいですし、シャワーもサウナ室入口横の所にありますからどちらで流してもいいですね。

 

オーバーフローの地下水の水風呂は15℃前後と思われかなりいいですね。

 

足が痛くならないギリギリの温度でホント気持ちいい。

 

広さも2名が適度な広さなのもいいです。

 

とろけるような水質で永遠に入っていたくなる。

 

さっぱりとして肌触りがいいと思うんですけどあたしだけかな。

 

体感的ですので個人差があると思いますけどあたしはここの水風呂の水質が良いと思ってます。

 

ここの銭湯はかなりオススメですね。女将さんの優しい人柄もいいです。

以前雨が降ってきた時は帰りしなに「雨降ってきたから傘持っていきなよ〜」って声かけてくれたりと。

 

末永く続けてほしいです。

 

釧路に来た時はお立ち寄りください。